第1回よつばオフ・使用パーティ
8月20日(土)のよつばオフで使用したパーティです。
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技 | 技 | 技 | 技 |
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サンダー | プレッシャー | 拘りスカーフ | 放電 | 10万ボルト | 熱風 | とんぼ返り |
ランドロス | 砂の力 | 命の珠 | 地震 | 岩雪崩 | ストーンエッジ | 守る |
バンギラス | 砂起こし | ヨプの実 | 岩雪崩 | 噛み砕く | けたぐり | 守る |
トリトドン | 呼び水 | リンドの実 | 大地の力 | 冷凍ビーム | 自己再生 | 守る |
ラティオス | 浮遊 | ドラゴンジュエル | 流星群 | 神秘の守り | 威張る | 守る |
メタグロス | クリアボディ | ラムの実 | コメットパンチ | バレットパンチ | 思念の頭突き | 守る |
以下個別解説
- サンダー
パーティの中心です。私が個人的に好きなポケモンであるサンダーですが、サンダーは補完としての優秀さゆえか、一般にあまり構築のスタートとして考えられているポケモンではありません。しかし、こいつにスカーフを持たせ、なおかつ隣に地面を置くことで放電地震の選択を積極的に狙っていけるようにすることで、構築のスタートとすることができます。この発想は私がオリジナリティを主張するようなものではありません(確か私が最初に見かけたのはダイパ時代の関西のオフだったと記憶しています)が、長く構築や使い方について考え、研究してきたものでありました。
このサンダーの仕事としてはスカーフを巻いた上で2回程度以上放電を撃ち、ダメージソースと共に相手に麻痺を与える(=事故らせる)確率を高めること、あるいはスカーフを巻いた中速までのポケモンに先手を取ってアドバンテージを得ること等を期待しています。故に一般的なスカーフボーマンダにまでは先手を取りたいと考え、S154をまずマストのラインとして設定しました。次に耐久面を出来る限りHPを伸ばすように(ただし自分が天候ダメを撒くことをある程度前提としているために16の倍数を避けるように)配分して、上記の配分に落ち着きます。
実際この辺りは難しいところで、Hを落としDを伸ばせばラティの眼鏡流星等のダメージを減らせますが、バンギやドリュウズから飛んでくると想定される岩雪崩のダメージが大きくなります。またCも出来る限り確保したいですが、耐久面を削ればそれだけ天候下でのグドラやドリュウズに動かれたときの保障がないことになり、現状の配分(グドラの珠ハイポンならば命中込みで85%)で妥協しました。これについてはもっと良い配分を考えていきます。
技は必要なものを3つ。熱風は対ナットレイ・対ユキノオーを考え、めざ氷よりも優先度が高いと判断しました。最後のとんぼ返りですが、相手の天候ポケの交換よりも後に撃ってバンギを出すことで天候を取り返しつつランドロスを強化することができるので、非常に便利な技だと思い、採用に至りました。同様の役割をするボルチェンは、地面に無効化されるデメリットが痛いです。
- ランドロス
- 性格:陽気
- 配分:4-252-0-0-0-252
- 実数値:165-177-110-*-100-168
- 備考:特に無し
サンダーの隣として採用。放電地震構築では地面ポケには放電のダメージの少なさを補う火力が求められる(具体的にはB150メタグロスに対して120-140程度のダメージを与えられること)ため、今回は珠を持つことによりそのダメージをほぼ実現でき、またバンギとの組み合わせにより大きなシナジーを即座に発揮できるランドロスとなりました(ドリュウズやガブリアスでも良いが、前者はバンギに交換したターンに恩恵がない、後者は打点の面で得をしない)。
配分に関しては時間もなかったため詰めてはいません。個人的にS種族値100を超えるポケモンは最速から入るのが基本だと思っているのと、上記のダメージを実現するため最大限の火力を確保するという考えで素早さ補正としASに全て振ることになりました。
技は全体攻撃を主軸とする上で物理型を選択。ストーンエッジはカポウルガメタです。
ランドロスを使う上で出来る限り採用したいポケモン。この2匹だけで縦の相性が良いのは広く知られているところです。また、放電地震構築はどうしても霰パを意識したポケモンを入れざるを得ないため、天候奪取役としてその役割も担っています。
配分ですが、後出しが基本となるため、必要な耐久ラインとしてA205グロスのコメパン耐え&C182ラティオスの眼鏡流星群2連発耐えを備えた個体を流用しました(実際は配分作業を間違ってますがw)。Aがやたら高くなっていますが、これは連れて行くバンギを間違えたためで、実際はもっとSの高いバンギを使うはずでした()
技については特に説明する必要もないでしょう。けたぐりは同族およびナットレイ意識と、数は少ないですが放電地震構築ではなかなかダメージを与えにくいカビゴンを考慮しています。
ここまで雨及び砂に薄いということでトリトドンを採用。2匹目の地面役も兼ねています。
配分は特に物理耐久を重視したものを。以前はA165カビの恩返し2発耐えをメインに考えていましたが、ほぼ同じ物理耐久でグロスの爆発も見れることが分かり、物理耐久のラインは変動させませんでした。Sも気持ち高めですw 以前mixiの方でも書きましたが、トドンのSを69にまで伸ばせば雨状態でも麻痺したキングドラを抜くことができるため、欲を言えばここまで上げたいのですけどね。なかなか耐久ラインが妥協できないポケモンなので厳しいです。
技は必須の大地の力、守るに加え、草とラティに対するせめてもの抵抗としての冷凍ビーム、最後に場持ちと麻痺状態後の先制の機会を期待して自己再生を採用しています。
- ラティオス
- 性格:臆病
- 配分:0-0-4-252-0-252
- 実数値:155-*-101-182-110-178
- 備考:特に無し
ここまで草タイプに対する打点が厳しく、特に草ロトムに先手で大きなダメージを投射できるラティオスを採用。
持ち物をドラゴンジュエルとしているのも打点確保のためで、珠はランドロスに取られ、眼鏡はスカーフ放電を連打するサンダーとの噛み合せから持たせづらいと思い、残るジュエルとなりました。
技構成は歪な形となっていますが、ジュエルラティオスは流星を撃った後がお荷物になりやすいため、最低限の仕事として状態異常(特に電磁波)を防ぐための神秘を入れ、するとラティオスより遅い物理が多いことからワンチャンスを捉えた威張るが狙えるのではないかと思い、この形になりました。
対霰要員も兼ねたラムグロスを最後の枠に採用しました。バンギと共にドラゴンの攻撃への交換先も確保しています。
配分については一般的なものですが、雨パに対する保険としてはこの配分とすることで応急的な手当てとする他ありません。Hを185にしているのは、グロスの地震打ち合い云々は建前で、私がHP偶数のポケモンが嫌いという個人的理由によりますw 実際相手のグロスに関してはサンダー、ランド、トドンという処理しやすいポケモンがいるためそちらに任せて、草タイプを含めて広く通りの良い思念の頭突きを採用しているので、Sも90になっています。
以上がパーティの解説となります。実際は当日考えた組み合わせを必死に理由付けしてる面が強いのですが ←
急造だけに弱点も多く、霰トリパやバンドリ等を完全にフォローできていない部分もありますが、今後の改善次第ではさらに良い構築に高めていくことも十分できるのではないかと考えています。